「ゆびさきと恋々」42話のあらすじやネタバレ
《前回までのおはなし》
逸臣の世界
雪との幸せな朝を迎える逸臣。
雪の行動や逸臣に対する感情を逐一観察しています。
朝ごはんを食べながら昨日のことを振り返る逸臣と雪。
“昨日は慌ただしかったな”
パンをかじりながら、コクコクとうなずく雪。
怪我をした隣人の弟が、逸臣の知り合いの侑だったこと。
夜も遅かったので、マシンガンのようなトークをかました侑は名残惜しそうに帰っていきました。
『また香成（こうせい）さんと飲もーね』
笑顔で手を振る侑。
逸臣は侑との出会いを雪に話しました。
侑とはバックパッカーをしていた台湾で知り合ったこと、その後もばったりイギリスで会ったりして話すようになり、年も同じで住んでいる場所もわりと近くて、共通の知り合いもいたことがわかります。
それで、どうも憧れみたいな感じで懐かれている様子だと語る逸臣。
ちょっと距離は置いているらしいことも…。
侑のお兄さんはアマチュアで映画を撮っていて、あの日は資料になりそうなつばめの巣を撮っていて謝って転落したようでした。
一緒に大学に向かう逸臣と雪。
色々とバタバタしていて、雪に話さないといけないことが後回しになっていくことに歯がゆさを感じている逸臣。
逸臣は雪に伝えます。
今日の夜、自分が７歳の誕生日からのことを話すと…。
雪に隠し事はしたくないと思っている逸臣、どんな話がされるのでしょうか⁉
逸臣が子供の頃に見たものは？
夜、向き合って座る逸臣と雪。
ポツリポツリと逸臣が話始めました。
７歳の誕生日に父親と飛行機に乗って海外に行ったこと。
色々な観光スポットをまわったけど、逸臣に強い印象を与えたのは自分と同じ年くらいの子供たちでした。
やせていて、服もボロボロ、その小さな手で物乞いをしていました。
その旅行からドイツに戻って、幼い逸臣はインターネットで色々と調べます。
世界には一日のご飯ですらまともの食べれない子供がいること、家がなく路上生活をしていて自分の名前や年齢すら知らない子もいることを…。
同じ一つの星に生まれているのに、あの子たちはどんな夜を迎えて、どんな朝を待っているんだろう
蛇口をひねれば当たり前に出る温かいシャワーに、安全な自分の家の中でキレイなシーツの上で寝ることができる７歳に逸臣。
その夜は、眠れなかった…。
香成さんとは？
逸臣の話は続きます。
そうやって色々と世界のことを調べていると一人の日本人のブログを見つけます。
その人の名前は“香成さん”
フィリピンで活動していて、路上生活の子供を児童養護施設へ入れ、教育の場を与えていました。
７歳に逸臣にとって香成さんは、勇者のような存在で今でも憧れて続けていました。
侑と香成さんと３人で写っている写真を雪に見せる逸臣。
“もう少しだけ 話の 続きが ある”
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「ゆびさきと恋々」42話の感想と考察
逸臣が雪に話したかったこと、やっと語られるようです。
今回は前編ということで、まだまだ衝撃展開がありそう？
でも、逸臣の見た世界は今まさに世界中で本当にある姿ですもんね…。
全ての人類が同じように安全で食べるものにも困らないような時代ってくるのでしょうか？
日本でさえ、災害が起きると一気にいつも生活から一転してしまいます。
何もない、いつも通りの日常がどれだけ幸せかってことなんですよね。
逸臣の話の続き、何が語られるのでしょうか？
次回の話が気になります！
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