もう20年ほど前なのですが、当時、レーシックと呼ばれていた視力回復手術を経験しています。
今はICLという、レンズを角膜に埋め込むタイプが主流みたいですね。
当時コンタクトレンズを使っていたのですが、朝起きてすぐに装着するのが面倒で、乾燥で目が痛くなることも多く、毎月のレンズ代や洗浄液代もじわじわ積み上がる…というストレスが積もり積もっていました。そんなときに職場の同僚がレーシックを受けたという話を聞いて、私も決断することにしました。
レーシックを選んだ理由
当時はまだICLはあまり一般的ではなく、視力回復といえばレーシックが主流でした。費用は決して安くはなかったものの、「毎月かかるコンタクト代を積み上げたらすぐ元が取れる」と考えると踏み切れました。
手術前の検査でいくつか適性を確認されて、問題なく手術OKという結果に。そこからはあっという間でした。
手術当日のこと|両目で10分ほど、思ったより怖くなかった
手術自体はあっけないくらい短くて、両目合わせて10分ほどで終わりました。目を開けたまま固定されるのかと思うとドキドキしていたのですが、実際は点眼麻酔がしみたくらいで、痛みはほとんど感じなかったです。
強いて言えば、器具で目を開いているときの違和感と、レーザーを当てている数秒間に焦げたような匂いがしたこと……それくらいです。「もう終わったの?」という感じでした。
翌朝の感動がすごかった
術後は保護用のゴーグルをつけてタクシーで帰宅し、そのままおとなしく過ごしました。そして翌朝、目を開けたときの感動は今でも覚えています。
窓の外の景色がくっきりはっきり。裸眼でここまで見えるって、こういうことだったのか、と。感動というより衝撃に近かったです。
コンタクトをつけていないのに、遠くまでくっきり見える。それだけのことなのですが、ずっとコンタクトや眼鏡に頼ってきた身にはものすごく新鮮な感覚でした。
術後に感じた違和感
良いことばかりではなく、しばらくは気になる症状もありました。
・目の乾燥:以前よりドライアイになりやすくなった
・光がまぶしく感じる:とくに夜間、車のライトや街灯がにじんで見えた
・点眼薬が手放せない:乾燥対策に目薬が常に必要な時期がしばらく続いた
ただ、これらの不快感よりも「裸眼で見えること」の快適さのほうが圧倒的に勝っていました。コンタクトの装着から解放された朝の気楽さは、想像以上のものがありました。
術後20年、今の視力はどうなった?
手術後は毎年の健康診断で視力を確認していましたが、約18年間ずっと視力1.5をキープできていました。これは正直、自分でも驚きでした。
ただここ1〜2年は、健康診断の結果が1.0前後になってきています。加齢とともに視力が落ちてきているのは仕方のないことで、これはレーシックとは関係なく自然な変化だと思っています。
・術後18年間は視力1.5をキープ
・最近1〜2年は1.0前後(加齢による自然な変化)
・手術による不具合・後遺症は今もなし
レーシック、後悔してる?→まったくしていない
20年経って「あの手術をして良かったか」と聞かれたら、迷わず「良かった」と答えます。後悔は一切ありません。
コンタクトレンズの装着の手間、乾燥で目が痛くなること、毎月かかるコスト、旅行先でのケアの面倒さ……そういったすべてから解放されて、気づけば20年が経っていました。
今はICLという選択肢もあってレーシックを選ぶ人は昔より少ないかもしれませんが、当時の私には最良の選択でした。視力矯正手術を検討している方の参考に、少しでもなれば嬉しいです。

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