「星降る王国のニナ」48話のあらすじ※一部ネタバレあり
呪いの力を使って…？
燃え盛る炎を前にニナは考えます。
（どう願う？力…どんな力、せめてこの目に見えたならー）
自分の力に怖れながらも、寄り添うことを考えます。
地面や空気から何かが集まってくるのを感じるニナ。
（何かはわからないけど、きっとこれが力の源なんだ）
炎に包まれた建物の中ではサジたちがいます。
「どうか…ひぃさまだけは…どうにか…」
「じぃさん！しっかりしろ」
部屋の周りが炎で焼き尽くされ、どんどん崩れていきます。
（あれ、死ぬのか俺、このままここで…誰か…誰…か…）
炎の中から人影が見えます。
「サジ‼」
「二…ナ…？」
ニナ、間に合いました！良かったです。
「どうや…って…」
「いいから早く、ぴったり私について来て！」
サジは足が立てないと伝えますが、ニナは強い気持ちで「できる‼」と言います。
「ニナ…目…“青い”な…」
サジはなんだかその目を見たらできそうな気がしてきます。
「それがニナなんだよな」
ニナはハッとします。
（これが、あたしだ、呪いみたいな星の力を持っている）
この呪いを呪いで終わらせないのも自分なんだと気がつきます。
（炎を煙を抑えこめ‼）
ヒメアの正体は？
セトも合流して、サジたちを炎の中から助けだすことに成功するニナ。
火を消す人たちに混じって、ゴドー商人が現れます。
「いやはや、大変なことになりましたなぁ」
ニナはゴドー商人の背後にどす黒い醜悪な悪意の色を感じました。
「そっか、あなたがやったんだ」
「言いがかりはやめていただきたい、これだから貧乏人は」
ニナは憤りを覚えます。
そこへ、ヒメアが。
「ちょっと！聞き捨てならないわ！」
ゴドー商人は部下を使ってヒメアを襲わせませすが、じいがあっという間に倒してしまいました。
驚くゴドー商人と、ニナ。
ヒメアは驚くべきことを告げました。
「スタービア王家、皇女ヒメア・リムの名において、きさまを厳罰に処す」
（王…家…？皇…女…⁉）
孤高の王
その後、町の復興も始まり、サジと外で話しているニナ。
セトとの関係を聞かれますが、なんと答えていいのかわかりません。
ただ、大切な存在であることには変わりありません。
そこへヒメアが現れます。
恩人であるニナをスタービア城に招待すると言いました。
そのひと月前の出来事。
スタービアに向かう馬車に乗っているムフルフ。
アズールの計らいで送り出されたようです。
ですが、ムフルフは追い出されたと思っているようで…？
アズールは星離宮を解体すると神官たちに告げます。
反対する神官たち。
ですがこれはアリシャの判断でした。
アズールは全てを自分が引き受けようとしています。
アリシャは不思議に思っていました。
（“あの時”から？私にも見えないものがあるなんて）
《何もみえない 何も映さない なんて清廉な 虚空の王》
アズールはいったい何をしようとしているのでしょうか？アリシャは敵なのか味方なのかわかりませんね。
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「星降る王国のニナ」48話の感想と考察
ニナの力はきっと役に立ちますよね！呪いなんかじゃない。
ずっともやもやしていたので、今回の件でちょっと救われました。
ニナ自身が自分を苦しめていたけれど、サジやヒメアのおかげで何か気づくことができたようです。
そして相変わらずセトのマイペースは素敵ですね。
セトに救われるニナ。
アズールのことも、もちろん忘れてはいないでしょうが、ニナはセトが幸せにしてくれます！
でもね、アズールの心の奥、本当に出口がないでしょうね。
ニナのこと、きっと絶対に守りたいのだと思います。
それが自分でなくても、ニナが幸せならって思っていそう…。
それ知っちゃうと、絶対にニナは苦しみそうだし、正解が今はまだわからないです。
とりあえず、スタービア城で一波乱？ありそうな予感？
次回の話が楽しみです！
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