「春の嵐とモンスター」38話のあらすじ※一部ネタバレあり
嵐と別れてしまった南須くんは？
嵐と別れ話をした時、最後に「1回抱きしめていい？」と言えばよかったと後悔する南須。
きもいと言われても言いたかったけど、言えませんでした…。
朝、鏡の前で傷の手当をしていると、妹に言われます。
「ねぇお兄ちゃんってミュータント？」
南須の顔の傷はもうほとんど治りかけです。
あんなにボコボコだったのに、もう傷がほとんど治っているのでミュータントという表現をされてしまったようです。
心の傷も超回復すればいいのに…と思う南須。
そして学校で、嵐の姿を見て驚愕しました。
嵐は転んだだけだと他のクラスメイトに話していますが、転んだだけの傷には見えなくて…⁉
学校に戻った栢くん
校長先生に呼び出しされています。
「君ほんとに高校進学する気ある？」
校長先生に今までの悪事をつらつらと言われ、違うことはタメ語で訂正する栢くん。
そこへ鬼瓦先生が突然乱入してきます。
口のピアスはお守りだからはずせないそうで！と論点からずれた庇い方で…。
でも栢くんに頭をがしっと持って、一緒に頭を下げる鬼瓦先生。
そこまでされると校長先生も何も言えません。
教室に戻ると、黒川くんが嬉しいのに憎まれ口をきいてきました。
朝から呼び出しくらうなら学校こない方がいいんじゃない？とからかいます。
「あ 黒川 お前さ 俺の心配して家来たってほんと？」
慌てだす黒川くん。
栢くんが机の中の物を出すと、休んでいた間の配られたプリントがまとめられて入っていました。
（俺の周りって こんなにいっぱい人間いたっけ）
今まではぼんやりとしか周りにいる人を認識していなかったけれど、今は何だかハッキリわかります。
すると南須のことが頭に浮かんで…。
嵐のことが諦めきれない南須くんは？
放課後、先生に大きな段ボールに入った資料を運んで欲しいと頼まれる嵐。
手の傷のことを知らないようです。
手を庇いながら段ボールを運ぶ嵐。
南須くんはバレーの部活中で、ちょうど休憩時間に。
ふと体育館から外を見ると、大きな段ボールを持った嵐の姿が…。
手を怪我してるのに何してんの⁉と様子を見ていると…。
案の定、ドアが開けれずに困っています。
（ああ…もう…）
さっとそのドアを開けてあげる南須くん。
「！」
「…あ…す…すません…」
「…や 全然」
結構、気まずい2人。
手の傷のことを一言二言話します。
もう自分の顔を見たくないはずだと思っている嵐と、ちょっと話ができただけで、嬉しくなる南須くん。
嵐から段ボールを奪ってかわりに持っていく南須。
その時、胸に芽生えた感情。
（ああ…そうか俺 「最後」なんて思ってないんだ）
栢くんが南須に会いに行って？
学校帰り、家の近くまで戻ってくると、なぜか栢くんが待ち伏せしていました。
「え…」
（弟くん…⁉）
手には金づちを持っています。
（は⁉金づち…⁉）
金づちを持って近づいてくる弟くん。
それは…？と後ずさる南須。
栢くんはその金づちを南須に渡し、俺のこと殴っていいよと言って…⁉
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「春の嵐とモンスター」38話の感想と考察
ああああ、なんだか色んな感情が複雑に襲ってきます。
栢くんが戻ってきたのは嬉しいけど、南須くんの気持ちを考えるとなんとも…。
それでも栢くんが自分のまわりには自分のことを想ってくれている人間がけっこういることに気付けて本当に良かったです。
これもやっぱり嵐ちゃんのおかげなので、やっぱり南須くんには申し訳ないけど、まだまだ栢くんには嵐ちゃんが必要なようです…。
でもでも、まだ南須くんも諦める気はなさそうですね？
最後に選ぶのは嵐ちゃんですが、栢くんを家族としてなのか、異性としてなのかで❝好き❞だという感情がハッキリした時に答えが出そうですよね？
栢くんまだ中学生だし、これからどんどん成長したら異性として意識するかも⁉
次回の話が楽しみです！
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