「零れるよるに」18話のあらすじ※一部ネタバレあり
※プロモーションを含みます
新宿歌舞伎町に集う人々
夜でもネオンで昼間のように明るい新宿歌舞伎町を歩く一人の年配女性。
小柄で丸みをおびた体、悪意のかけらもないふくふくした可愛い笑顔。
彼女は街の片隅にただ座っている若い女性たちに話しかけて歩いています。
顔見知りの女の子も何人かいるようで、近況や今の状況を確認して、必要ならご飯を一緒に食べたり、話を聞いてあげたりしているようです。
歩きながら何人もの女の子に話しかけていきます。
すると、グイッと腕を引っ張られました。
酔っ払いの男です。
彼女はたびたびこうして絡まれることもあるようで、強気の態度で男から逃れようとします。
しつこい酔っ払いの男。
その様子を道の脇でうつむいて耳だけで聞いている若い男。
おもむろに立ち上がったその若い男は彼女の方へ。
酔っ払いの男を突き飛ばし、彼女を助けてくれました。
その若い男は、天雀でした…。
天雀いました!やっぱり心根が優しいのは隠せない…
天雀に助けてもらった女性の正体
天雀に酔っ払いに絡まれているのを助けてもらった女性は、天雀にお礼としてご飯を一緒に食べましょうと誘います。
最初は断る天雀ですが、女性のおしに負けて…。
定食屋でご飯を食べる天雀と女性。
女性は自己紹介をします。
三苫まり子:社会福祉士・精神保健福祉士・保育士
ボランティアで歌舞伎町に週1~2回来て、声掛けをしてまわっているようです。
路上生活をしている人たちのサポートをおもにしていると説明しました。
天雀に何かしてあげられることはないか?と聞く三苫さん。
天雀は今までの経緯を話し、今が楽だと言います。
ここ歌舞伎町で、自分と同じように孤独やあきらめを抱えた人たちとつるむことはないけど、一緒にいることでほっとすると。
ここが自分の❝居場所❞だと語る天雀。
三苫さんは自分が声掛けしている子たちも、❝ここが居場所❞だって言うと言いました。
ここより酷い場所から逃げてきた子たちが多いからだと…。
三苫さんはそんな子たちの「生き直し」の方法を考えていると話しました。
こういうボランティアの人、実際にいるみたいですけど、本当に頭が下がります。
天雀の居場所
ご飯を食べ終わり、三苫さんを駐車場まで送っていくことにする天雀。
送りながら、少しだけ口数が増えます。
三苫さんがどうしてそこまでするのかわからないと言う天雀。
人のためだけにやっているわけじゃなくて、自分のためだと強く言い張ります。
「だって若い人がしっかり働いて税金納めてくれないと 自分の老後が心配になるじゃないの‼」
ふっと笑う天雀。
その時、街灯のモニターから『天雀 おまえどこにいんだよー!』とい声が響きました。
ファイアのMVが流れています。
三苫さんがネットニュースで見た知識を話しました。
児童養護施設に一緒にいた友達を捜していることと、このMVに出ている子もその子の仲間と一緒に撮ったんだと…。
「よる」
画面に映るよるを見た天雀は…⁉
詳しい内容はEKiss12月号でお楽しみください!
「零れるよるに」18話の感想と考察
なんかめちゃくちゃ重たかったけど、胸にズシーンと響きましたね。
特に、今より酷い場所から逃げてきたから、路上生活が自分たちの居場所だって感じるところが…。
家庭の中が安全だって普通の感覚だと思ってしまいそうですけど、その安全な場所が安全じゃなかったら?逃げるしかないんですよね。
そんな人たちを否定も肯定もせず、ただ助けになれることをやっている三苫さん。
こんな人がいっぱい居たら、社会はもっと変わっていくかもしれませんね?
ここまではできないかもしれないけれど、行き場のない人たちを利用しようとする人間が少しでも減ったらいいのに…と切に願います。
社会全体の問題で、そもそもの仕組みを変えないとダメなんでしょうけど、まずは義務教育の段階で税金のことやお金の話を盛り込んでもらえたら、金融リテラシーが身につくんじゃないのかなぁ?なんて思いますけどね。
有賀先生のお話は、いつも社会の闇に目を向けていて、いつも考えさせられます。
そして、天雀がよるたちのメッセージに気がつきました!
何か行動するでしょうか?
次回のお話が楽しみです!
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