「星降る王国のニナ」53話のあらすじ※一部ネタバレあり
《前回のおはなし》
アズの真意とセトの想い
セトはアズールが言っていることは全て煽りだとわかっていました。
言葉とは裏腹にニナのことを想っていることがひしひしと伝わってきました。
（そうまでしないといけない相手なのか その星の姫（アリシャ）というヤツは）
ニナにアズールの真意を言ってあげるべきだと心では思っていても、伝えることができないセト
セトの葛藤が伝わってきますね…それだけニナのことを想っていてニナがアズールの元に行ってしまうのが怖いんですね…。
感情が揺れが爆発しないように抑えるニナ。
ソルはその間、中の様子を見て回ります。
氷の柱のまわりに青い光が見えると言うニナ。
ですがそれはニナにしか見えないようで、よく見るとニナ自身の体の周りにも纏っていました。
その膜があるおかげで感情が外に溢れないことに気がついたニナ。
このイメージを上手に使えば願う気持ちや祈る気持ちが出てしまったときに制御することができるかもしれないと思います。
「なんか できそう」
力の制御のヒントも得て、ニナたちは帰ることに…。
スタービアに戻ったニナは？
元気のないニナに“しょっぱい顔してる”というヒメア。
そしてフォルトナがガルガダに宣戦布告したことも聞きました。
（アズ…！）
それを聞いてさらに暗くなってしまったニナ。
（なんか暗いんだわサ！）
そこで例の絵本を差し出すヒメア。
「ハイ これ 例の工場が作った本よ」
「え…」
（サジたちの…）
ニナは何かを感じます。
出会ってきた全ての人たちや信じてきたもの、そして自分がやるべきことが明確にわかった瞬間でした。
「あたし スタ王さまに今すぐ会う」
スタ王に願った褒美とは？
「王さまにそう気軽に会えるとかフツーないからね？」
笑ってニナを迎えるスタ王様。
褒美を決めたのこと聞かれます。
「あたしは褒美をいただきません」
ニナは確信していました。
祈りや願いは人がひとつずつ積み重ねて築いて巡っていくものだと。
だから自分に受けた恩を自分でもスタ王でもなく他の誰かに返していきたいと語るニナ。
「ふふ 何この子」
微笑むスタ王。
スタ王の答えは…？
そしてソルがニナの元を離れる…？
なんだか吹っ切れた様子のニナ。自分がやるべきことが見つかったようですね！
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「星降る王国のニナ」53話の感想と考察
セトはアズールの気持ちがわかるのに、ニナは気がつかないものなのでしょうか？
男性脳と女性脳の違い？
でもセトだってニナを想う気持ちは一緒だし、アズの気持ちを教えてあげる義理もないでしょう。
それでも苦しむセト、優しい男なんだよね…。
最終的にニナが誰かを選ぶことがあっても、ニナだったら間違った人は選ばないでしょう。
そして自分の力をうまく利用して進む道をみつけたニナ。
この決断がアリシャとの対決に向かっていくのでしょうか？
アズールが無茶をしないといいのですが、誰にも悲しい思いはしてほしくないですね…。
次回の話が楽しみです！
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