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『宝石箱に愛をつめよう』2話(後編)のあらすじ※一部ネタバレあり


あの日のこと
ファミレスに杏治に呼び出された百音はまた一緒に音楽をやろうと言われます。
飲み物を取ってくると席を立つ百音。
杏治はそんな百音を横目で見ながら、❝あの日のこと❞を思い出していました。
事故があった日、杏治は直前まで百音と快音と一緒に居ました。
その10分後にはもう、快音はこの世にいませんでした。
百音は大けがをしていて、快音が百音を庇わなければ、立場は変わっていただろうと…。
それから少し経って、百音のお見舞いに行きますが、百音は一度もこっちを見ず、ただ小さい声で、
「…ごめんなさい」
そう、言っただけでした。
杏治は何も言えず、自分が無力だと感じます。
その後、すぐに高校に入るタイミングで、百音とはそのまま疎遠になり…。
百音との再会で…
席に戻ってきた百音に、自分の今までのことを話し出します。
実際に高校に入ると、意外にも楽しく過ごすことが出来ていた杏治。
音楽は続けていましたし、新しい仲間もできて、女の子とも付き合って…。
でも、いつも自分のことを好きになってくれないと、振られていました。
そんな時、百音が杏治のいる高校に入学してきたのです。
百音は笑っていました。
なにもなかったみたいな取り繕った笑顔で…。
「それで 決めたんだ おまえを在るべき場所に戻すって」
百音を愛してる?
生前、杏治が快音とよく一緒に食べていたというプーパッポンカレーが運ばれてきました。
杏治が百音に歌って欲しいという、熱い思いを聞いていたところだったので、とりあえず、落ち着くことに。
とりあえず、その快音が好きだったというカレーを頬張る百音。
食べながら、快音が亡くなったあとの、辛かったことを思いだします。
そして、最後に、快音が百音に言った言葉も…。
大きく息を吐き出す百音。
「うん わかった やろう」
「…マ?」
驚いて言葉が出てこない杏治。
つらくなったらやめるという条件つきだと付け足す百音。
杏治は快音と初めてプーッパッポンカレーを食べた時のことを思い返します。
2人で初めて食べて、その美味しさを語った日。
今度も百音にも食べさせたいという杏治に、快音が父親から聞いたんだと話し出します。
「うまいもん食べたとき 誰かを思い浮かべてしまうやつ それって 『愛』らしい」
「愛って… んな 大げさな」
快音も百音が好きそうかもと思っていました。
美味しそうにカレーを食べている百音を見て、泣いている杏治。
「なに泣いてんの!?」
「泣いてねー」
かみしめているんだと、わけのわからないことを…。
そして…。
「オレ おまえのこと愛してるから」
思わず持っていたスプーンを落とす百音…!

杏治のまさかの「愛してる」に戸惑う百音…‼


『宝石箱に愛をつめよう』2話(後編)の感想と考察
読み応えたっぷりで満足しました!
生前の快音のこともたくさん出てきて、せつないけれど嬉しくもありました。
自分の命をかけてまで、守った百音。
杏治に託したのかもしれないですよね?
百音の気持ちは無視…?って感じではありますが…笑
でも、杏治の熱い気持ちをぶつけた甲斐もあって、百音がまた歌うことになりました。
きっと快音も喜んでますよね?
杏治の『愛している』の種類はまだわかりませんが、百音を大事に想っていることは伝わったんじゃないでしょうか?
次回の話も楽しみです!
「みきもと凛」先生の主な活動内容


みきもと凛先生の代表作は「近キョリ恋愛」「今日のキラ君」「午前0時、キスしに来てよ」などがあり、連載中は「稲妻とロマンス」「宝石箱に愛をつめよう」(2025年4月現在)があります。
また、映画好きでも知られるみきもと凛先生ですが、映画ウェブメディア「PINTSCOPE(ピントスコープ)」で映画日記も書いたりしています。
「近キョリ恋愛」「今日のキラ君」「午前0時、キスしに来てよ」は3作全て実写映画化もされています。
近況はみきもと凛先生の公式Instagramでチェックできるので気になる方は見てくださいね!
みきもと凛先生のInstagram→「@rinmikirinrin」




「稲妻とロマンス」連載が再開されるのを待ってます!
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