2023年3月10日にヒーロー文庫から「薬屋のひとりごと」13巻が発売されました!
やっと続きが読めますね!12巻で明かされた羅半兄の名前、みなさん覚えてますか?え、興味ないですか⁉笑
《前回までのお話》
西都でのごたごたに巻き込まれてしまった猫猫たち。砂欧(シャオウ)との戦争が目的だと知った壬氏ですが、思いがけず玉鶯(ギョクオウ)の暗殺で戦を回避します。そんな中、虎狼(フーラン)の目論見で鴟梟襲撃に巻き込まれてしまった猫猫。盗賊に攫われた猫猫たちを助けに向かう雀(チュエ)。そこで雀の生い立ちが明かされて…!?
「薬屋のひとりごと」13巻です!
登場人物が多すぎて、やっぱり頭がこんがらがっていますが以外な人物が良い人だったり、雀さんの過去が悲しすぎたりと、なかなか衝撃な13巻でした!
そして待ちに待った猫猫と壬氏の恋の進展模様ですが、ほんの少しだけあったんじゃないかと…。うん、たぶんあったと思いたい…。
早速、読んだ感想やあらすじを少し紹介したいと思います。
「薬屋のひとりごと」13巻のあらすじや一部ネタバレ
王都に1年ぶりに戻ってきた猫猫たちに待ち受けていたのは謎の首つり〇体…?
1年ぶりに王都に戻ってきた猫猫ですが、相変わらず忙しい毎日を送っていました。
そんなある日、羅漢の執務室で首つり〇体が見つかります。
〇体の死因解明の為、羅漢の家に呼ばれる猫猫、劉医官、天祐。
どんどん調べていくうちに、どうやらこの事件は女3人が関わっている色恋沙汰のようで、他殺の可能性が浮上します。
首つり〇体の男は過去に女華にも会ったことがあるようなのですが…?
そしてなぜか羅半の家に住み着いている姚と燕燕。
2人に違和感を覚えつつ、羅漢の家で使用人をしている三番(サンファン)に呼び出される猫猫。
そこには燕燕も同席していて三番からある事実を告げられます。
少しづつ周りの色恋が動いていく中、壬氏の気持ちを事実上受け入れた猫猫は、全ての立場を考えたうえで壬氏の寝屋に向かって…⁉
「薬屋のひとりごと」13巻は壬氏と猫猫の関係が進むことを期待していた巻でした!が、なかなかその話がないのです!どこなの?どこなの?
2人の恋が進むのはどこー‼と思っていると、最後の最後に…!
13巻必見のお話ですが、猫猫らしいというか…。
「薬屋のひとりごと」13巻の主な登場人物
「薬屋のひとりごと」13巻で主に登場する人物を簡単に紹介したいと思います。
12巻から少し登場人物と年齢が変わっているので、おさらいですね。
猫猫(マオマオ)…花街で薬屋をしていたが、ひょんなことから後宮で働くことに。現在は西都で医官付の官女に。1年ぶりに西都に帰ってきた。21歳。
壬氏(ジンシ)…本名は華瑞月(かすいげつ)で皇弟。西都から戻り、猫猫と少し気持ちが通じ浮かれている。22歳。
馬閃(バセン)…壬氏の付き人で高順の息子。人より痛覚が鈍く、力の程度がわからない馬鹿力の持ち主。家鴨のジョフの飼い主。里樹(リーシュ)のことが好き。22歳。
雀(チュエ)…高順の息子・馬良(バリョウ)の嫁。壬氏の侍女をしている。猫猫を助ける際に大けがをして利き手が使えない。
水連(スイレン)…壬氏の侍女であり乳母。
羅半兄(ラハンあに)…羅半の兄。いつも損な役回りだけど、なかなか優秀。本名はありふれた名前。
音操(オンソウ)…羅漢の副官。陸孫を王都から連れ帰りたかった。
羅漢(ラカン)…猫猫の実父。モノクルをかけた変人。1年ぶりに都に戻っても我が道をいく。
羅半(ラハン)…羅漢の甥であり養子。丸眼鏡で小ぶり。数字が好きな優秀で抜け目のない文官。22歳
陸孫(リクソン)…元羅漢の副官。人の顔を一度見たら忘れない特技を持っている。族滅させられた「戌の一族」の生き残りで、現在は西都で働いている。家族の仇を秘密裡に始末した。
玉葉后(ギョクヨウきさき)…皇帝の正室。赤毛で碧眼のため容姿が正室にふさわしくないと言われることも。23歳
姚(ヤオ)…猫猫の同僚で魯侍郎(ルーじろう)の姪。羅半のことが気になる。17歳。
燕燕(エンエン)…猫猫の同僚で姚の従者。21歳。
天祐(ティンユウ)…新米医官。遺体や解剖が好き。
阿多(アードゥオ)…皇帝の幼馴染で元妃の一人。39歳。
白鈴(パイリン)…緑青館の三姫の一人。舞踏が得意な豊満な美女。
女華(ジョカ)…緑青館の三姫の一人。四書五経を暗記する才女。
「薬屋のひとりごと」13巻の感想と考察
13巻読み終えました!いやー、複雑に色んな登場人物の立場から話が変わってくるので、理解するのにやっぱり時間がかかってしまいます。
まずは羅半兄ですが、同姓同名の男の子(漢俊杰)と間違えられて西都に置いていかれまた。西都での最大の功労者が置いていかれる事態…笑
そんな中、羅漢の家でまさかの事件勃発。
事件の真相を調べる中、なぜか羅漢の家に住み着いてしまった姚たちに、それをよく思っていない三番。
それにはどうも羅半をめぐった女の戦いがあるようですが?
姚ちゃんどうして羅半を…。まあ人の好みなんて千差万別。
そして緑青館の三姫とよばれる3人もどうやら転換期が来ているようです。
最後に、猫猫と壬氏ですが、この2人は一筋縄ではいかない!壬氏様、おいたわしい…笑
相手が猫猫なので諦めるべきでしょうが、それにしても…。
でも猫猫はすでに心は決まっているようですね。あとは壬氏の身の振り方というところでしょうが、そうなると皇帝や玉葉妃をやはり巻き込んでしまうかも?
猫猫と壬氏が結ばれるには、ひとつひとつ障害を取り払っていくしかないようですね?
14巻を楽しみに待ちたいと思います!
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動く猫猫が見れるなんて幸せすぎます!
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