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「今世は当主になります」170話のあらすじ※一部ネタバレあり
ティアの作戦とは？
ティアに呼び出されたペレスですが、すぐにティアの頬が腫れていることに気がつきます。
誰にやられたのか強く聞かれますが、今は作戦のほうを優先するティア。
「私をあそこに連れてって」
明かりのついた部屋を見上げます。
「…あのテラスに？」
「うん」
連れていく前に、やっぱり誰にやれたのかをしつこく聞くペレス。
ティアは仕方なくビエーゼだと答えます。
ペレスの瞳がより一層赤く光ったように見えました。
ティアを肩に掴まさせてお姫様抱っこをするペレス。
「じゃあ 行くよ」
ペレスの足元に風が巻き起こります。
そして軽快に空中を駆けて…あっという間にララネの部屋のテラスに到着しました。
（一瞬で…！）
ティアはテラスでペレスに待つように言って、ララネの部屋の窓をノックしました。
ペレスは本当に有能ですね！でもビエーゼへの仕返しをひっそり考えてそうでしたね？
ララネに伝えたのは…
テラスにティアがいたので、慌てて部屋に招き入れるララネ。
ララネはみんなに迷惑をかけていると意気消沈してます。
そんなララネを見ていると、回帰前にララネがどんな目に遭ったか思い出してしまうティア。
ひどい親を持って、それでも家族を大切にした結果、あまりにも早くこの世を去ることになったことを。
「はい これ」
ティアは持ってきた美しい装飾の入った小箱をララネに渡します。
「これは…」
それはアビノックスがララネに贈った結婚指輪でした。
ティアはアビノックスが待っていることを、ここを出る方法を話します。
ララネがこれ以上家族の犠牲にならずにすむ、最善の方法を…。
優しいララネだから心配ですが、ティアの作戦に乗って欲しいですね！
ロンバルディに禁門令
シャナネットと話をしているルーラック。
その手には皇室から送られた書状が握られていました。
皇命に従わない場合は禁門令を下すという内容です。
ただし、婚姻が成立した場合にのみ解除するという、横柄なものでした。
「やれやれ 必死だな」
シャナネットに鉱山の方はどうだったか尋ねるルーラック。
その鉱山はヨバネスが皇后から奪ったもので…。
「どうやら なめられているようだ シャナネット」
「皇帝陛下は幼い頃からさほど 賢明な方ではありませんでした」
すくっと立ち上がり、暖炉の方に向かうルーラック。
その手にはルーマン家から届いた求婚場が握られています。
暖炉の中にその求婚状を放りこみます。
ルーラックの意図がみえず、困惑するシャナネット。
「お父様…？」
「ルーマン家からは何も届いてなかったことにするのだ」
うーん、ルーラックの真意が今はわからないですね…。でも絶対にララネの味方だと思いたい‼
「今世は当主になります」170話の感想と考察
やっぱりペレスはティアを傷つけるやつには容赦ないですよね！
ティアは自分でビエーゼに仕返しするつもりですが、ペレスが先回りしそうな予感！
そしてララネを助け出す作戦は、なんと、ララネを逃がすことだったんですね！
まさに強行突破！
もうそれしか道はないのかぁ…。
でも、もたもたしてたらそれこそ強制的にララネがアスタナと結婚させられてしまいますもんね！
ララネの賢明な判断を待つばかりです。
そしてルーラックの謎の行動ですが…ルーマン家からの求婚状を燃やしてしまいました。
これは何か策があると見ていいんですよね？
そんな無情なことをする人ではないですからね？
ララネとアビノックス編、まだまだ続きます！
171話も楽しみです。
ポチップ
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