「星降る王国のニナ」56話のあらすじ※一部ネタバレあり
《前回のおはなし》
セトがガルガダに帰るまでの日々
セトがガルガダに戻ると聞いたシガンたちは皆、喜びました。
出港するまでのわずかな時間、その時は日々着々と過ぎて行きました。
そして帰ることをなぜか拒んでいるトート。
「僕は帰らないよ！」
「えっ」
ひと悶着ありましが、結局トート王子はスタービアに残ることに。
「しょうがないなぁ あたしが面倒見てあげるよ！」
「絶対嫌だっ」
ニナの申し出を瞬殺で断るトート。
・・・・・・・・・・
その後、今後のことをソルと話すニナ。
「で 君の予定は立った？」
「うん リンドルムへ行ってみる」
星の民に会ったら自分の力のこととか、氷の洞窟のこととかを教えてもらおうと思っています。
アリシャの力を抑え込める力をつけるつもりです。
回り道だとしても、これがアズのことを知る近道だと信じて…。
セトがガルガダに戻ることで色々と状況は大きく動きそうですね…。
ソルと歩いていると、セトが近づいてきました。
おもむろに剣を投げられるニナ。
受け取ると同時に、斬りかかってセトに被っていた帽子を飛ばされるニナ。
「な なに」
「今 〇んだな」
カッチーン
怒ったニナはめちゃくちゃにセトに斬りかかりますがまったく当たりません。
「本気でいく 青い膜とやらを張れ」
（うそ 本気⁉ なわけ…）
斬りかかってくるセトに目を瞑るニナ。
すると青い膜がニナのまわりを包み、セトの剣は弾き飛ばされました。
カランッ
セトはニナが自分を護れるか心配でたまりません。
「安心した？」
「してない 人を〇すのは殺意だけではないから」
それでも青い膜がちゃんと張れたことは、少しだけ安心材料になったようです。
出港の日に？
ニナはまだアンに会うことを怖がっていました。
そして出港当日。
「セト！身体には気をつけてね！」
笑顔で元気に送り出そうとするニナ。
でもセトはニナのことは毎日想うと言って、気持ちをストレートに伝えてきます。
すぐに戻ってくると言うセト。
そして「また明日」と言い合ってセトとしばしの別れを受け入れるニナ。
船に上がっていくセトを見ていると、ソルが誰かを呼んでいるのが見えました。
ニナが見ていると、そこへアンが顔を出します。
「え アリシャさま アリシャさま‼」
（アンちゃん）
アンはニナを見て、船を降りようとします。
「ニナ！ ニナ」
アンに向かって自分の名前を叫ぶニナ。
目に涙を溜めてニナを見るアン。
「ニナ ニナ ニナ‼」
笑顔で大きく手を振るニナ。
また会ったときにおしゃべりできたらいいなという思いを込めて…。
そうして船が見えなくなるまで手を振っていました…。
寂しくなったニナですが？
船が見えなくなって、なんだか急に寂しくなったニナ。
（あれ なんか 泣きそう…）
自分を奮い立たそうと、“頑張れ”と心で思っていると…。
「星の姫」
振り返るとヒカミが立っていました。
「お久しぶりです」
「あ… えっと… あたしヒカミに…謝らな…」
ニナの口にスッと人さす指を差し出すヒカミ。
何も言わなくても生きているだけでいいとニナの心を気遣います。
そこでヒカミが意外な申し出をして…⁉
ニナはひとりではありませんね！ニナの周りにはいつもニナを助けたいと思う人が集まってきます。
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「星降る王国のニナ」56話の感想と考察
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セトたちがついに出港間近になり、状況が色々と動く予感がしますね。
アズとアリシャもそうですが、セトとニナの関係性も大きく変わってきそうです。
そして最後の最後にアンちゃんに会うことができて本当に良かった。
次に会ったらいままでの分をしっかりおしゃべりして欲しいです。
そしてヒカミの登場で、ニナは星の民に会うことができるのでしょうか？
次回の話が楽しみです！
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