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「あの子の子ども」32話のあらすじ※一部ネタバレあり!ライムのことが心配な福は?

目次

「あの子の子ども」32話のあらすじ※一部ネタバレあり

【前回のお話】

彼氏の浮気を疑い消えたいと言うライム

スマホのアプリで通話をしている福とライム。

ライムは彼氏の浮気を疑っていて、このまま赤ちゃんと消えたいと福に言いました。

どう答えたらいいのか悩む福。

とにかく、ライムが暴走しないように言葉を考えます。

「は、話してくれてありがとう…」

その言葉に“は?”と返すライム。

福は慌てて、次の言葉を考えます。

なんとか話題を変えることに成功した福は、便秘の話など他愛のないことをベラベラとしゃべり続けました。

ライムに負担にならないように言葉を選びながら…。

そうやって話していると、ライムは健診はお金かかるから言ってないし、病院の先生は説教するし、情報はネットで得られると言いだします。

どうにかライムに健診の重要性を伝えたい福ですが…?

ライムちゃん、大丈夫でしょうか…。家族にも頼れないし、彼氏は浮気疑惑だし、福とは違いすぎますね…。

福と話している最中、急にライムの悲鳴とともに男の声が。

どうやら彼氏が帰ってきて、ライムに暴力を振っているようです。

少しして、ライムから“また連絡するね”とメッセージが来て通話は終わりました。

ライムのことが心配な福は?

あれから1週間、ライムから連絡はありません。

(SNSも更新ない…)

福はこの日、お母さんと宝と一緒のベビー服を買いに来ていました。

色々と服を手に取って、楽しそうな宝とお母さん。

その後も楽しい時間は続き、3人はカフェでランチをすることに。

そこで福はライムのことを宝とお母さんに相談しました。

2人の意見は最終的には“見守る”ということでした。

ですが、もしかしたら自分もライムちゃんみたいな立場になっていたかもしれないと福は言います。

みんなからしてもらったことを、自分がライムちゃんにするべきなんじゃないかと言いました…。

難しい問題ですが、確かに誰もが“もしかしたら自分だったかも”と考えることで支援の輪が広がればいいなって思いますね…

ライムを助けたい福

《助けて》

ライムから久しぶりにメッセージが来ました。

家で通話すると兄に聞かれる為、外に出てきてライムに電話する福。

ライムは自分は誰からも愛されていないと言いました。

福は行政に頼ろうと提案します。

福なりにシェルターだったり、児童相談所だったり、調べれることは調べていました。

ですがライムは頑なに拒否します。

パパ活をしているから、お金稼げなくなるからという理由でした。

就労支援などもあると説明する福。

でもライムは大人に“おこられる”ことをひどく怖がっているようでした。

福はライムちゃんがしたいことをしようと提案を変えます。

「ベビに名前をつけてあげたい」

自分がしてもらえなかったことを赤ちゃんにはいっぱいしてあげたいと言うライム。

徐々に福に心を開きだしたライムですが…?

詳しい内容は別冊フレンド2月号でお楽しみください!

「あの子の子ども」32話の感想と考察

ライムちゃん、今どきの19歳っぽい感じですね…。

普段ニュースとかで耳にする某公園とかでパパ活している若い女の子とか、トー横で活動している感じなのかな…。

みんなとは言わないけれど、愛情不足の子達が多いのかなって印象です。

この問題は本当に難しい…。

“家族”っていう狭い空間で育ってくると、なかなか外に見えにくいですしね。

もっと他人っていう区別をなくして、福みたいに自分がしてもらった良いことを他の人に繋げていくっていうことが、一人でも多く出来たら、助けられる人が増えるのかもしれない。

そんな可能性を秘めていると感じました。

表面上は平気に見えても、みんな何かしら闇を抱えているかもしれませんよね。

次回のお話を待ちたいと思います。

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