今年の夏、お気に入りのリネンソックスを毎日のように履いていた私。
やっぱり白色を選んで履いてしまうせいか、気がつくと踵の部分に穴があいていました…。
いつもならソックスに穴があいていたら、捨てるのですが、どうもお気に入りの為、簡単には捨てたくないという思いがふつふつと。
1回くらい、ちょっと直して履いてもいいかな?と軽い気持ちで適当に穴を閉じてみたら、色んな思いが爆発した話です。
物を大事に使うって長く使うということ、すなわちミニマリスト
そもそも昔の人って、もうこれ以上使えない!ってくらい、物を直して使っていたと思うんです。
それがいつの頃からか、「使い捨て」文化がはびこり、物を大事にしないというか、物が溢れ返っているというか、とにかく安く手に入る物が増えたんですよね。
もちろんいい所もあれば悪いところもあるので、一概に何が悪いという言及はしませんが、ゴミ屋敷やゴミ問題、環境汚染など、全て人間の出す「いらない物」が原因のひとつなのは間違いないと思います。
そこで、私は考えました。
穴があいたソックス。捨てるのは簡単です。同じ物が欲しかったら、また買えばいいんです。でも果たして私はそれで満足なのか?しっかりこのソックスを履ききったといえるのか?
そこで、とりあえず刺繍糸をたくさん持っているので、おもむろに「白色」を取り出し穴をふさいでみました。
編み物がわりと好きなので、毛糸針とカギ針を駆使して適当に縫っていきます。
見た目は悪いですが、穴はふさがりました。自分なりには満足です。リネン素材なので、網目もザックリしていて、たぶん履いていたら違和感ないと思います。
ここで、直してまで履きたいと思うソックスって何だか「いいな」と思った私。こうやって、穴があいたら直すを繰り返していけば、このひとつのソックスをかなり長く愛用することになります。
そして、お気にいりだからこそ、他に何かないかな?と探すこともありません。(いやまったく別の柄物とか冬用は欲しくなるでしょうけど)
この夏のソックスはこれで満足しているので、きっと買い足すことはないでしょう。そして来年もきっと履くことでしょう。
これってすなわちミニマリストではないでしょうか?
エコを中心に考えるとお金が貯まるわけ
エコってもちろん色んな考えがあると思います。消費電力だったり、リサイクルだったり。
大きな話になると、ちょっと難しくなってくるので、私が思う身近なエコということでいうと、物を大事に使う、それだけ代わりの物を買わなくなると思います。
そうするといらない物を捨てるゴミが減って、結果エコに繋がるという単純な話なんです。
もちろんいつかは捨てる日も来るでしょうけど、ソックスに穴があいたからといって、すぐに捨てることはないのかもと思ったんです。ソックスに限らず、調理用品や洋服だったりも、自分なりに工夫すれば結構長く使えるのでは?と思うわけです。
もしかしたら、そうやってひとりひとりが物を捨てる回数を減らしたら、ゴミが激減するんじゃないかと考えたり…。そうやって自分のやっていることが、環境問題に貢献できていたら少し嬉しくないですか?
もったいないから使うという視点ではなくて、エコの視点で物を大事に使うと思うと、自分がケチなわけではないと感じるはずです。むしろ自然のためになってると思いませんか?
エコ的な生活をしていると、お金を使う回数が減って、お金が貯まるという不思議なサイクルになってくるはずです。そうして貯まったお金をもっと価値のあることに使えたら最高だな…と今回ソックスの穴をふさいだことで湧き出た思いを語ってみました。
人間って考え方ひとつで色んな可能性を秘めているんですよね!多くの人がエコに目を向けていけたら、素敵な世界になっていくでしょうね!
ここまで読んでくれてありがとうございます。
コメント