「神さま学校の落ちこぼれ」56話のあらすじ※一部ネタバレあり
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❝スサノオ❞と呼ばれるたけるは?
滝行を終えたたける。
「スサノオさま こちらにお着替え置いておきます」
着替えているたけるに背を向けている猫田(ねこた)。
「猫田さーん はーい スマイル スマイル」
からかうように声をかけるたける。
「むやみやたらに話しかけないでください」
猫田はたけるの付き人のような存在です。
そして、たけると猫田はある種の同盟関係を結んでいます。
【スサノオ会】
悪い意味での新興宗教の代名詞で、警察には言えないことをたくさんしている団体です。
そしてたけるは、団体の象徴して現人神(あらひとがみ)『スサノオ』として存在しています。
猫田はスサオノ会の一人で、高位の精神感応者(テレパシスト)で国内でも10本の指に入る人材でした。
スサノオ会がたけるを洗脳するために、寄こしたお目付け役、それが猫田でした。
幼いたけるを操るのは彼女一人でも簡単なことだと思ったことが、スサノオ会の間違いだったのです。
たけるにはすでに、精神感応力(テレパシスト)の能力がありました。
猫田の意識を乗っ取ったたける。
そして、猫田がスサノオ会に対して、忠誠心どころか、恨みを持ち、いつ裏切ろうかと算段していることを知って…。
やっとたけるのターンがやってきました‼
たけるの想い
滝行から戻りながら、テレパシーで猫田に話しかけるたける。
『上は何を企んでいるの?』
『オモイカネが進言しました 今後、教団のために必要なものを』
『どんなもの?』
『ツクヨミノミコトです』
あいつか…と独り言ちるたける。
ツクヨミノミコトは本来ならスサノオの地位にいた神さまでした。
その未来を変えるために、たけるたちの祖母が幼少のツクヨミを保護するように仕向けた為、祖母はツクヨミ会に目をつけられ、4亡。
そして、たけるがスサノオ会に連れてこられた経緯があったのです。
祖母から4の間際にこれから起こるかもしれない未来の断片を見せられたたける。
そこにはナギとツクヨミが出てきました。
(甘んじて演じてやるさ スサノオだろうが なんだろうが それで ナギが守れるのなら)
たけるが連れ去られた経緯がえぐい…。スサオノ会なんだか不穏ですね…。
スサオノ会の定例会
「おや いらっしゃいましたね」
たけるが猫田と共に姿を現わします。
「では 定例会を始めます」
スサオノ会では神の名前を与えられているのはごく一部の人間です。
スサノオ、カグヅチ、オモイカネ。
なかでもオモイカネは神通力の中でも特別扱いされる『先見』、いわゆる予知能力を持っています。
オモイカネがいなければ、現在のスサオノ会はなかったかもしれません。
そんなオモイカネが計画しているのが、ツクヨミノミコトをスサオノ会に取り戻すというものでした。
「さて 具体的な案について 僕からプレゼンしようかね」
オモイカネが口を開いて…。
「神さま学校の落ちこぼれ」56話の感想と考察
たけるだー‼やっと全貌が明かされそう?
なかなかたけるの方の話はなかったので、今回はガッツリでしたね!嬉しいです!
顔の傷も気になるところですが、猫田さんという共犯者が居てくれることが救いですね。
それにしても『スサノオ会』ってめちゃくちゃやばくないですか?
警察沙汰をもみ消すって…まともな宗教ではないですよね?
そんなところに捕らわれてているたける…それも全てはナギのためなんですね。
しかも、その地位はそもそもツクヨミノミコトに用意されていたって…ツクヨミノミコトが保護されたのは良かったけど、たけるは?たけるだって普通にナギと暮らしたかったんじゃ…。
色々考えるとツライですが、今はツクヨミノミコトがスサノオ会に攫われないように計画を阻止するしかないですよね。
オモイカネの先見ってこれからどんな風に生きてくるんでしょうか…。
カグヅチはちょっと脳キンタイプなのかな?って好感もてますけどね。
神在月の集会で何か起こりそうですね?
次回のお話を待ちたいと思います。
日向夏先生原作のノベライズ小説もおすすめです!
神さま学校の落ちこぼれ (星海社FICTIONS) [ 日向 夏 ]
神さま学校の落ちこぼれ 2 (星海社FICTIONS) [ 日向 夏 ]
神さま学校の落ちこぼれ 3 (星海社FICTIONS) [ 日向 夏 ]
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