「ちはやふる plus きみがため」11話のあらすじ※一部ネタバレあり
本コンテンツはプロモーションを含みます
凛月がいなくなったかるた部は?
父の怪我でひとりになった凛風のために東京に戻った凛月。
かるた部は今後の試合の組み立てを再検討しなければいけません。
凛月がいなくなったメンバーで三勝することが目的です。
きっと凛月が戻ってくると信じて…。
トーナメント表を見ながら作戦を練ります。
でも、頭には最悪なことばかり浮かんでしまいます。
(まさか長良くんが抜けるなんて だれかが欠けた場合のことなんて考えてなかった~~怪我でも病気でもありえるのに)
花野菫の頭の中はパニックです。
(5人で3勝しないと勝ち上がれないのに)
後輩たちもなんだかソワソワしてめちゃくちゃな行動を始め…。
もう、ダメ…みたいな感じで気を失いかけた菫が倒れかけると…。
ドンっ。
背中に人の気配。
「どーした?」
太一でした。
そのまま気絶する菫。
「は 花野先輩ー」
みんなプチパニックですけど救世主が現れましたよー‼
東京行きの新幹線の中
新幹線の中で駅弁を食べている凛月。
一緒に帰ってくれている米麦先生に妹さんはどんな子かと聞かれます。
とにかく声が大きいという説明をします。
でも、声が小さくなる時もあると言います。
さっきの電話も声が小さかったことを思い出して…。
「おれとかお父さんがしっかりしてなくて 凛風が傷ついて損をする そういうのが怖いんですよね…」
衝撃を受ける米麦先生。
自分の赤福をそっと差し出します。
凛月になんでも差し出したくなってしまう米麦先生。
一方の凛月は、花野先輩が位置情報を共有してくれたので、スマホを見て繋がってることに喜んでいます。
繋がっているけど、離れていっている現実に嬉しいと悲しいが交錯中…。
部活するのだって贅沢で、お父さんが怪我しただけでこんなになってて、そのうえ恋愛しようなんて思ったら大変なことになると考える凛月。
(思っても仕方ないのに どうしても思ってしまう お母さんがいてくれたらなー…)
凛月くんめちゃくちゃ頑張ってる…お母さん恋しいよね…
凛風を迎えに行って…
東京に着いて、大家さんの家に凛風を迎えに行きます。
寝ていたようで目を擦りながら出てくる凛風。
そのままおんぶして帰っていると、目が覚めた凛風が騒ぎだします。
おんぶしてお父さんが転んだので、トラウマになっている様子…。
凛風はお父さんが自分をおんぶした経緯を話出しました。
学童にお父さんが迎えに来た時に、学童職員の大豆田(おおまめだ)さんが、お兄ちゃんは頑張りすぎるほど頑張っているとお父さんに言ったようです。
『お父さんがそんなに忙しいそうだと 二人とも甘えられませんよ』
そこで泣き出す凛風。
「それでかなぁ お父さん おんぶしよっかって言って… 凛風うれしくって乗っかったら転んじゃったんだぁ…」
うわ~ん。
凛月は大家さんからことの次第を聞いていました。
お父さんが転んだあと、近くのコンビニに走って行って、従業員さんに救急車呼んでもらって、学童に戻って助けを求めたことを…。
「おにいちゃんごめんねぇ 試合があるのにごめんねぇ…」
凛月は凛風をまた抱き上げます。
凛風は危ないからダメだとまだ泣いていますが、凛月は百人一首の話を始めました。
百人一首の「わび」の話です。
「わび」は「みをつくし」という意味で、「自分のすべてをそのために捧げる」という意味もあることを千隼から聞いていた凛月。
「お父さんも凛風が大事だからおんぶした」
そして自分も凛風が大事だから身を尽くして帰ってきたと伝えます。
「それでまた 身を尽くして近江に帰る それでいいかなあ」
にっこり笑う凛風。
「それでいいよぉぉ」
凛風ちゃん怖ったよね…でもお父さんのために頑張ったんだね!凛月が帰ってくれて本当に良かった。
太一の戦略
その頃の近江神宮。
ハッと目を覚ます菫。
辺りを見ると、太一の前にピシーっと並ぶ部員たち。
(どういう状況… どういう状況??)
「いまのみんなの状況と問題はわかった」
太一は今東京にいる駒野勉(肉まんくん)とオンラインで会話を共有しながら、この場にいます。
これからどう戦っていけばいいのか、情報と分析でみんなに畳みかけます。
太一の明確な戦略で、パニックになっていた部員たちの心がひとつにまとまっていき…。
凛月、再び近江へ!
朝になり、父親が入院している病衣に向かう凛月と凛風。
病室に着くと、なぜか帰り自宅がほぼ終わっている父。
「お父さん なにしてんの…」
もう大丈夫だから退院しようとシレッと言います。
そこに看護婦さんがやってきて、まだMRI撮るからと制止しようとしますが、今日も仕事があるからと聞く耳を持ちません。
「仕事行く気かよ お父さん」
凛月が帰ってるなら良かったと、自分の仕事の話しかしないお父さん。
凛月は自分は近江に戻ることを説明しますが、凛風は学童があるだろうと、まったく気にしていません。
(ああ こんなときでもお父さんはお父さんだ)
凛月はお母さんが生きていたときのことを思い出します。
転勤ばかりの父に文句も言わずついて行っていた母。
お母さんは家族の予定に全部合わせて生活してくれていました。
でも母はきっとかるたをやり続けたかったんだと…。
(おれたちのせいで辞めたんじゃん)
「…お父さん 金くれ」
覚悟を決めた凛月。
「え なに?なんで?」
予定外の交通費がかかったからと言って、凛風の分も請求します。
「凛風のぶんもくれ 凛風も連れていく」
「え⁉」
絶対にかるた部も凛風もなんとかするとお金を握りしめる凛月…‼
お父さんやばい人だったー‼ここまでひどいとは…。でも凛月がきっとお父さんの人生も変えちゃう予感ー⁉
「ちはやふる plus きみがため」11話の感想と考察
近江神宮の試合、なんだか大物集結の予感がしますよ?
まずは太一が登場ですね!
花野ちゃん、嬉しいし心強いし、ほっとしたでしょうねー。
これを知ったら凛月は気が気がじゃないでしょうけど…。
それにしても凛月のお父さん、ポンコツすぎやしませんか?
絶対に、悪い人ではないんでしょうけど、ちょっと仕事人間すぎる…。
愛情の方向が間違ってますよ?
でも凛月も凛風もいい子に育ってますから、そのうち…ね!
とにかく今は急いで近江です!
凛風ちゃんも一緒で良かった!
次回の話が楽しみです!
コメント