「神さま学校の落ちこぼれ」50話のあらすじ※一部ネタバレあり
咲夜姫を止める方法は?
江道家の悲願に取りつかれた父と叔母によってずっともがいていた咲夜姫。
誰を頼ることもせず、たった一人で戦ってきていました。
今も咲夜姫の周りには刃物が飛び交い、誰も近づくことができません。
どうにかして止める方法はないのかと考えるナギたち。
(どうする?どうすればー)
自分の手をじっと見つめるナギ。
はっと何かに気付きます。
「…あの 神通力に変換される前の神力を吸収したらどうなりますか?」
「は?」
トータと夜刀神は同時に声を出しました。
理論上では神通力は発動されないとのこと。
吸収すれば燃費切れになる原理のようです。
ハッとする月読命。
「危険だぞ」
それでもやらなければいけないと強い眼差しでナギは言いました。
やっぱりナギの力が必要になるんですよね!
咲夜姫の使命とは?
力を使いながら咲夜姫の脳裏には幸せだった6年間が思い浮かびます。
(私が人生で一番楽しかったのは 中学から高校の六年間だったろう)
その間だけは、おかしな父、おかしな家から離れることができたからです。
(私は傀儡だ)
江道家の血を繋ぐために、江道家の悲願の子のための掛け合わせの素材。
それが咲夜姫の使命でした。
でも、自分がトータと掛け合わせられることを知って、トータまで食い物にされるわけにはいかないと思った咲夜姫。
その為に、トータを惟神学園に入学させるように仕向けました。
弟が役目を強いられる前に、江道家の連鎖を断ち切ろうと頑張ってきた咲夜姫ですが…。
(性急に進め過ぎたのだ)
ナギが咲夜姫に?
力を使いすぎて心臓のあたりが痛くなってくる咲夜姫。
もう意識も朦朧としてきます。
(誰かに助けてほしい)
そう思うけれど、それはきっと地獄に繋がるだけだと…。
「姉さん!」
部屋の奥にトータと月読命が現れました。
嬉しいと思う反面、近づいてはダメだと攻撃をしかける咲夜姫。
飛んでくる物の動きを封じる月読命。
動きを止められてほっとする咲夜姫。
その目には涙が溢れてきます。
ナギの姿を思い浮かべる咲夜姫。
(あの子の姿は見えない きっとヤトくんが逃がしてくれたんだろう)
(よかった…よかった…ー)
でも本当はナギに助けて欲しかったと相反する気持ちを思ってしまいます。
どこかで誰かにずっと助けてもらいたかった咲夜姫。
(いないのかな 誰か 誰かー)
「なんや サクちゃん 苦しいやろ」
突然、後ろから夜刀神(ヤト)に声をかけられて、振り向く咲夜姫。
「いけ ナギちゃん」
その合図でナギが…⁉
咲夜姫!ヒーローが現れましたよ‼
詳しい内容は「神さま学校の落ちこぼれ」50話の感想と考察
咲夜姫を止めるのに、何かを思いついたナギ。
きっとうまくいくんだろうな…。
ナギは本当にすごい女の子です。
ちょいちょいトータがナギと月読命の間に割って入るのが、ムフフってなってしまうのですが、ここもどうなるのかまだまだわからないですよね…。
日向夏先生の作品って、恋愛要素はわりと少ないのでたまにあるとキュンとしちゃいます。
そして赤瓦もどむ先生の絵も本当に綺麗で好きですわー。
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