「零れるよるに」16話のあらすじ※一部ネタバレあり
『天雀を捜せ大作戦！』開始で⁉
大学で平野と話すよる。
平野はよるが児童養護施設出身だったことを話題に出してきました。
そこでよるはクリスマスイブの時に平野くんがお母さんと電話で話しているの聞いて苦しくなったと打ち明けます。
平野くんが悪いわけじゃないと前置きして、お母さんとはあんな風に話すんだとか、息子とあんな風に話すお母さんはいい人なんだろうなとか思ったこと。
でもそれはよるにとってはわけのわからない、でもずっと欲しかったもので、自分の母親と比べて昔のひどい体験がフラッシュバックしてしまったと。
平野はよるの言ってることが理解できるとは言えないけれど、FirE（ファイア）の曲を聴くと感動すると言いました。
FirE（ファイア）の壮絶な人生や乗り越えてきたもの、目指してる夢、そんな感情が込められた歌詞が心を打つんだと…。
そこで平野がFirE（ファイア）から『天雀を捜せ大作戦！』をやることを聞いたと話題を切り替えました。
「やるんでしょ？俺も協力できないかな」
平野くんいい人だな～！天雀がよるの元に戻ってこないのなら、平野くんでもいいな…笑
『天雀を捜せ大作戦！』の撮影が始まって⁉
MVの撮影がいよいよ始まります。
撮影場所はよるたちが児童養護施設にいた時代に過ごした街でした。
３年ぶりに戻ってきたよる。
このMVの話はもちろんFirE（ファイア）からの提案でした。
コロナが明け、ライブもできるようになったのでFirE（ファイア）の曲❝FUCK THE WORLD❞をもっと大きくするためにMVを作ろうと思っていました。
その歌詞の内容の一部を変えてよるが天雀にメッセージを送ることを思いついたのです。
もちろんよるがMVに出たからといって、天雀がそれを見るとは限らないし、もしかしたらもう居場所を見つけてそれなりに生きているかもしれません。
しかも、よるが出ることで世の中に顔を晒してしまうリスクもあります。
施設出身だということも広まってしまうことも。
いろんなリスクを負いながらもMVに出ることを決意したよる。
それはここにいるみんながよるに《安心》を与えてくれるからでした。
いよいよ撮影が始まります！
よるはいつも素敵な人たちに囲まれていますね！それはもちろん施設時代もです。現実でもすべての施設がそうだったらいいのになって願わずにはいられません…。
「零れるよるに」16話の感想と考察
この『天雀を捜せ大作戦！』、今の時代にすごく合ってますよね～！
でもよるの人脈があってこその実現！
これはやっぱり人間力なんだろうなって思ってしまいます。
いくら恵まれた環境で育っても、周りのつき合う人でいい方向にも悪い方向にもいってしまうことってあると感じます。
まずは自分を愛して、大事にして信じることからなんですよね～。
その基盤がしっかりしていないと、人は他者からそれを欲してしまうから…。
こういう読んで自分の中で色んな立場の人の気持ちを考えて理解しようと思える漫画ってほんとうに好きです…。
よるが出演するMVの出来上がりが楽しみですね？天雀がもし見たらビックリするだろうな…笑
次回のお話を待ちたいと思います。
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